イタリアが2連勝で16強、終盤にエデルが決勝点
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【6月18日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は17日、グループEの試合が行われ、ブラジル出身のエデル(Eder Citadin Martins)が終盤に決勝点を奪ったイタリアは、スウェーデンを1-0で破り、決勝トーナメント進出を決めた。
ブラジルからイタリアに帰化し、2015年に代表デビューを果たしたエデルは後半43分、シモーネ・ザザ(Simone Zaza)がヘディングで落としたボールを受け取ると、そのままドリブルで持ち込み、スウェーデンのGKアンドレアス・イサクション(Andreas Isaksson)の牙城を破った。
今年1月に加入したイタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)では不本意な成績に終わったエデルは試合後、「ゴールを決められてとてもうれしい。チームに貢献できたことを喜んでいるし、監督の信頼に応えることができて満足している」とコメントした。
「インテルでは苦労したけれど、その経験が糧になった。今大会でプレーするためのエネルギーを確保することができたし、体調も万全だった」
大会初戦でベルギーに2-0で勝利しているイタリアは、これで勝ち点を6に伸ばし、グループEの首位を維持した。一方、敗れたスウェーデンがベスト16に進出するためには、グループ最終節のベルギー戦に勝利しなければならない。(c)AFP/Justin DAVIS