【6月17日 AFP】(更新、写真追加)米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)のテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(Walt Disney World Resort)」は17日、2歳男児がホテルそばの人工湖でワニに襲われて死亡した事故を受けて、ワニへの注意を促す標識の設置に着手したと発表した。

 標識は客らに対しワニやヘビの危険を警告するとともに、水辺に近づかず動物に餌をやらないよう求めるものだという。

 ディズニーの広報担当、ジャッキー・ワーラー(Jacquee Wahler)氏は記者団に、引き続きリゾート内全域の安全対策手順や方法を検討していくと説明したうえで、水辺のエリアに標識と暫定的な柵を設置中だと語った。恒久的な解決策の検討も始めているという。

 死亡した男児は家族とディズニー・グランド・フロリディアン・リゾート&スパ(Disney's Grand Floridian Resort & Spa)に滞在していてワニに襲われた。現場となったホテルの湖のビーチには遊泳禁止の標識は設置されていたが、ワニに注意するよう警告する標識はなかった。(c)AFP