【6月12日 AFP】16F1第7戦カナダGP(Canadian Grand Prix 2016)は11日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が、キャリア通算53度目のポールポジションを獲得した。

 第6戦モナコGP(Monaco Grand Prix 2016)で今季初勝利を挙げたハミルトンは、1分12秒812の最速ラップをマークした。2番手には、0秒062差でチームメートのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が続き、3番手には、さらに0秒116差でフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が入った。

 現年間王者のハミルトンは、「正直言って、ラップの面ではそこまで良い予選ではなかった。今回のラップタイムは、自分史上でも最低の部類に入るものだ!」としたものの、「ポールが取れたことには満足している。僕らとフェラーリが僅差だったから、ファンにとっては良いものになったんじゃないかな」と話している。

 マクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)では、フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が予選3回目(Q3)に進出し10番手、ジェンソン・バトン(Jenson Button)はQ2で敗退し、12番手となっている。(c)AFP