【6月9日 AFP】ジンバブエの東マショナランド(Mashonaland East)州で7日、川で行われていた洗礼式の最中に子ども6人が溺れて死亡した。警察当局が8日、発表した。式を執り行っていた女2人が逃走しようとしたが後に警察に身柄を拘束された。

 死亡したのは1~9歳の男児2人と女児4人。当時9人の子どもたちが、キリスト教使徒教会の教会員の女2人に洗礼を受けていた。

 警察の報道官によると、洗礼に参加していて寒さに震えながら川から逃げ出した4歳男児が通行人に知らせたという。子どもたちが死亡しているのに気付いた容疑者の女2人は現場から逃走したが、後に警察が身柄を確保した。

 地元メディアによると、容疑者は30歳と34歳の女だという。経済の低迷が続くぶジンバブエでは、使徒教会の教会や宗派の信者が増加している。(c)AFP