フランス税関、象牙350キロ押収 ここ10年で最大
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【6月9日 AFP】フランス税関は8日、ここ数週間で350キロの象牙を押収したと発表した。フランスでの押収量としてはここ10年で最大だという。
「われわれはアフリカのゾウをじわじわと滅亡に追いやっている組織化されたネットワークに対処している」と、税関当局の最高責任者エレーヌ・クロックビエイユ(Helene Crocquevieille)氏は述べた。
アフリカには45万~50万頭のゾウが生息しているが、象牙目当てに毎年3万頭以上が殺害されている。未加工の象牙は主にアジアで、1キロ1000ドル(約10万7000円)ほどで取引されている。(c)AFP