【6月9日 AFP】サッカー国際親善試合は8日、ポルトガル・リスボン(Lisbon)で行われ、ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が2得点を決めるなど、7-0でエストニアを圧倒し、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)に向けて弾みをつけた。

 レアル・マドリード(Real Madrid)に所属するロナウドは、前半36分、そしてハーフタイム直前にゴールを決めた。

 試合後にロナウドは、「今日は、チームがすべての面でよくやっていることを示した。7得点を挙げたけれど、それにはあまり意味がない。浮かれてはいないよ。大会で優勝を飾るのは大変なこと。一試合ずつ戦っていく」とコメントした。

 ポルトガルでは、ロナウドとともに先発起用されたリカルド・クアレズマ(Ricardo Quaresma)も2得点を挙げると、ダニーロ・ペレイラ(Danilo Pereira)とエデル(Eder)がゴールを決め、さらに相手のオウンゴールで加点した。

 欧州選手権に向けた最初の親善試合でノルウェーに3-0で勝利していたポルトガルだったが、ロナウドやペペ(Pepe)を欠いたイングランド戦では0-1で敗れていた。

 ロナウドはすでに、代表歴代通算最多得点者となってはいるが、これまでに主要国際大会で栄冠を手にしたことはまだない。欧州選手権では、オーストリア、ハンガリー、そして大会初出場のアイスランドという恵まれた組み合わせのグループFに入り、31歳のロナウドは国際舞台で輝くより良い機会に恵まれている。(c)AFP