【6月4日 AFP】ボクシング界の伝説、モハメド・アリ(Muhammad Ali)氏が3日に74歳で亡くなったことを受け、ボクシング界から哀悼の声が寄せられた。

■フィリピン出身の元プロボクサー、マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)氏

「われわれは今日、巨人を失った。ボクシング界がモハメド・アリの才能に恩恵を受けただけでなく、人類はその人間性から恩恵を受けた」

■元プロボクサーのフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)氏

「俺たちは、伝説を、ヒーローを、偉大な人物を失った。彼のおかげで俺はここまでやってこれたんだ」

■元ヘビー級王者のマイク・タイソン(Mike Tyson)氏

「神が彼の王者を迎えに来た。さようなら最高のボクサー」

■プロモーターのボブ・アラム(Bob Arum)氏

「私の中では疑いなく、彼はこの時代で最も変革させる力を持った人物だ。素晴らしいスポーツ選手で、素晴らしいボクサー。しゃべりがうまく、思ったことを口にする。そしてその考えは正しい。そういったこともあって、モハメド・アリは最も影響力のある人物だった」

■アリ氏がジョージ・フォアマン(George Foreman)氏と対戦した伝説の「キンシャサの奇跡(Rumble in the Jungle)」でプロモーターを務めたドン・キング(Don King)氏

「ボクサーとしてだけでなく、人としても、アイコンとしてもとてつもない存在だ。その魂が消え去ることはない、マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)と同様にね。彼らは人々に正しいことをさせ、一歩も引かせさせない。だから、モハメド・アリは永遠に生き続ける」

(c)AFP