【6月3日 AFP】オーストラリアの人気スポーツ番組で、司会者がアジア人女性にジョークとして、飼い犬のうちの1匹を食べるつもりなのかと問いかけたことについて、番組のプロデューサーが3日、謝罪した。

 問題が起きたのは、人気番組「ザ・フッティーショー(The Footy Show)」で、元ラグビーリーグ選手の番組ホスト、ボー・ライアン(Beau Ryan)氏が街角で人々と雑談を交わすコーナー。

 ライアン氏は、ガラス越しに3匹の犬の写真を撮影していたアジア人女性に歩み寄り、「どれを夕食にするか選んでるの?」と質問した。

 豪テレビ局チャンネル・ナイン(Channel Nine)はこのやりとりをツイッター(Twitter)に投稿。閲覧者から、差別だ、恥だ、侮辱的だとの批判が殺到した。

 これを受けて番組プロデューサーが「やりすぎだった」と謝罪を表明した。(c)AFP