米大陸に「再び」、バイキングの復元船
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【6月3日 AFP】ノルウェーのハウゲスン(Haugesund)を4月26日に出港し、アメリカ大陸に向けて航海を続けていた世界最大のバイキング復元船「ドラーケン・ハーラル・ホールファグレ(Draken Harald Harfagre)」が、乗組員33人とともにカナダ東部ニューファンドランド(Newfoundland)島に到着した。
過去の遺物や文献を基に復元された船は全長35メートル、幅8メートルを誇る。ただ、バイキングの船らしからぬナビゲーションシステムも搭載されているという。
米大陸の発見をめぐっては、クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)が最初とされているが、その数百年前には、バイキングのレイフ・エリクソン(Leif Erikson)が既に上陸を果たしていたとの説もある。
復元船はこれまでにアイスランド、グリーンランドなどにも立ち寄っている。今後、カナダのケベック(Quebec)を経由して、米国の港数か所に寄港する予定という。(c)AFP