【6月1日 MODE PRESS WATCH】ウディ・アレン(Woody Allen)監督による待望の映画最新作、『教授のおかしな妄想殺人』が6月11日全国公開される。

 本作は、“人はなぜ生きるのか?”という究極の命題をはらんだダーク・コメディ。アレン流のシニカルかつユーモア溢れる視点を通して、妄想と恋愛が渦巻く中、人間の不条理と滑稽な姿を絶妙に描き出している。

 主人公は、人生の意味を見失い、孤独な無気力人間として生きている哲学科教授のエイブ。彼はある日悪徳判事の噂を耳にし、自らの手でその判事を殺すという完全犯罪への挑戦を思いつく。この奇妙な目的を発見した途端、エイプの毎日はなぜか鮮やかに彩られはじめ、身も心も絶好調に一変。一方、エイブへ好意を抱く教え子のジルは、次第に燃え上がる恋心を抑えられなくなり・・・。

 キャストは、一癖も二癖もある哲学教授エイブ役に『her/世界でひとつの彼女』の個性派俳優ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)を初抜擢。ヒロインの女子大生ジル役には、前作『マジック・イン・ムーンライト』から続投となるエマ・ストーン(Emma Stone)が起用され、アレンの新たなミューズとして存在感たっぷりに演じている。

 作品は、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ他全国で上映決定。“生きる意味”のヒントが見つかるかもしれない、ウディ・アレン監督の最新作をぜひチェックして。

■映画概要
『教授のおかしな妄想殺人』
公開:6月11日
劇場:丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国公開

■関連情報
・『教授のおかしな妄想殺人』公式HP:http://kyoju-mousou.com/
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