【5月30日 MODE PRESS WATCH】「シャネル(CHANEL)」の展覧会“CULTURE CHANEL”「The woman who reads 読む女」が9月17日から、ヴェネチア市内のカ ペーザロ国際現代美術館で開催される。

 “CULTURE CHANEL”は2007年にスタートした「シャネル」の展示会プロジェクト。フランスのキュレーター、ジャン=ルイ フロマン(Jean-Louis Froment)が、毎回異なるテーマで芸術とガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)の関係を紐解き、ブランドが築き上げたスタイルと独自性を解釈していく。

 7回目となる今回のテーマは、“彼女と書物との関係、そして読むことについて”。

 ホメロス(Homer)、プラトン(Platon)、ジャン・コクトー(Jean Cocteau)などギリシャ文学から現代詩人に至るまで、ガブリエル・シャネルの豊かな蔵書から創作にインスピレーションを与えた作品を紹介し、中でも彼女の創作のコンセプトに大きな影響を与えたとされる詩の世界にスポットを当てる。また、数々の献辞、歴史的文書、写真、図版がファッションアイテムと共に、パリのアパルトマンにある美術品や、ジュエリー、香水までを展示することで、シャネルが読むことに影響を受けて築いた独自の世界感を知ることができる。

 会期は2017年1月8日まで。ヴェネチアに行く機会のある人は、ぜひチェックして。

■関連情報
・CULTURE CHANEL 公式HP:CULTURE-CHANEL.COM、 #CULTURECHANEL
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