【5月29日 AFP】四大大会(グランドスラム)通算7勝を誇るジョン・マッケンロー(John McEnroe、米国)氏が、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)でミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)のコーチングスタッフに加わることが明らかになった。

 57歳のマッケンロー氏は、1981年と1983年、84年にウィンブルドンで優勝しており、今年はカルロス・モヤ(Carlos Moya、スペイン)氏ともに、グランドスラム大会での躍進を目指すラオニッチを指導する。

 現在開催中の全仏オープンテニスに姿をみせたマッケンロー氏は、スポーツ専門放送局ユーロスポーツ(Eurosport)に対し、「私はウィンブルドンで優勝している。そしてミロスを助けるつもりだ」とコメントした。

 世界ランク9位のラオニッチは、2014年のウィンブルドンで準決勝まで勝ち進んでいるが、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)にストレート負けを喫した。

 全仏元王者のモヤ氏は、現役時代にウィンブルドンを苦手としており、最高成績は2004年大会の4回戦進出となっている。(c)AFP