電力不足解消アピール会見中に停電、インド電力相が面目失う
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【5月21日 AFP】インドの首都ニューデリー(New Delhi)で20日、停電回数が減少したことをアピールする記者会見の最中に停電が起き、電力相が面目を失うという出来事があった。
電気が消えた際、きまりが悪そうな笑みを浮かべたピユーシュ・ゴヤル(Piyush Goyal)電力・石炭・再生可能エネルギー相の映像は、同国のソーシャルメディアで瞬く間に拡散した。ゴヤル氏はこの会見で、インドは「慢性的な電力不足から電力余剰に転じた」と発言したばかりだった。
短文投稿サイトのツイッター(Twitter)には「よりによってこのタイミング。ピユーシュ・ゴヤル電力相の記者会見中に停電」とツイートするユーザーもいた。
ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権は26日で発足から2年を迎える。これに合わせ、複数の閣僚が自らの業績を強調する記者会見を行っている。
ゴヤル電力相は困惑状態からすぐさま立ち直ると、次のようなジョークを飛ばした。「妻には(1回の記者会見に)1度くらいは停電するべき、そうすればあなたの道のりの険しさを分かってもらえる、と言われているんですよ」(c)AFP