ヒラリー氏、米大統領選民主党指名争いで「勝利宣言」
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【5月20日 AFP】米大統領選で民主党の候補指名を目指すヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官は19日、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員と繰り広げてきた指名争いで、事実上の勝利宣言を行った。
クリントン前国務長官は米CNNの生放送のインタビューで「私がわが党の候補になる。それはもう決まったことだ」「事実、私が(候補に)ならないことはあり得ない」と述べた。
バーモント(Vermont)州選出のサンダース上院議員は、指名獲得に向けた激しい争いから依然離脱していないと主張し、最大の州であるカリフォルニア(California)州で来月7日に予備選が行われるまで戦い続ける姿勢を示している。
そのサンダース氏に対しクリントン氏は、自身の指名獲得は避けられないことを認める時が来たと迫った。これは、同党の指名争いは基本的に終わったという認識を示すクリントン氏の発言としてはこれまでで最も強いものであり、今後は共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏との一騎打ちに焦点を合わせていくとみられる。
同時にクリントン氏は、2008年大統領選の激しい指名争いで自身が当時の「(バラク・)オバマ(Barack Obama)上院議員に対して行ったのと同じように」、この戦いが終わればサンダース氏も協力してくれるはずだと自信を示した。(c)AFP