【5月19日 AFP】乗客乗員66人を乗せて仏パリ(Paris)からエジプト・カイロ(Cairo)へ向かっていたエジプト航空(EgyptAir)の旅客機が消息を絶った問題で、フランスのマニュエル・バルス(Manuel Valls)首相は19日、「いかなる可能性も排除できない」と述べた。

 一方、フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は、エジプトのアブデルファタハ・シシ(Abdel Fattah al-Sisi)大統領と電話で協議し、状況把握のために「緊密に協力する」ことで一致した。

 仏大統領府の関係筋によると、オランド大統領はバルス首相の他、外相や国防相、内相ら主要閣僚による緊急会議を開いた。

 また仏航空当局者によると、パリの主要空港にエジプト航空やエジプト大使館の代表らを集めた緊急対策本部が立ち上げられた。(c)AFP