【5月18日 AFP】(写真追加)3日間にわたる豪雨に見舞われたスリランカで18日、地滑りが発生した現場で17人の遺体が収容された。ここ数日の洪水・地滑りによる死者は36人に達している。

 地滑りは、コロンボ(Colombo)北東に位置するケゴール(Kegalle)地区の小さな村2つを直撃した。

 スリランカ政府は、丘陵地で生活する住民や洪水に見舞われた地域の住民を避難させるため、軍の部隊を派遣した。また、海軍と空軍も災害救助に当たっている。

 同国防災センターの広報担当者によると、ケゴール地区は土砂災害が多く、豪雨を受けて住民の多くがすでに避難している。また、ケゴール地区以外のここ数日の災害による死者は19人に上っているという。

 スリランカ全体で、住民の35万人近くが洪水被害に見舞われており、20万人が国営の福祉センターで避難生活を送っている。(c)AFP