【5月16日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2016)は15日、フロリダ(Florida)州ポンテ・ベドラ・ビーチ(Ponte Vedra Beach)のTPCソーグラス(TPC Sawgrass)で最終日が行われ、ジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)が通算15アンダーで完全優勝を果たした。

 デイは苦しい立ち上がりを乗り越え、最終日にスコアを1つ伸ばし、2位のケビン・チャッペル(Kevin Chappell、米国)に4打差をつけている。

 第5のメジャーと呼ばれるザ・プレーヤーズ選手権で、PGAツアー通算10勝目を挙げたデイは、このタイトルの重要性について「かなり上の方だ」とすると、「この大会でどうしても勝ちたかった。これが、将来の殿堂入りにつながるかもしれないと思ってね。なんとか勝ててうれしいよ」と語っている。

 優勝賞金189万ドル(約2億円)を手にしたデイは、直近で出場した17大会のうち7つで優勝する快挙を成し遂げ、「この記憶をずっととどめておきたい」と喜びを表現した。

 デイはこの日、6番と9番でボギーをたたいたものの、10番と12番のバーディーでこれを帳消しにし、パー5の16番でスコアを1つ伸ばすことに成功した。

 3日目までを首位で終え、「フロントナインでは緊張が出てしまった」というデイだが、「バックナインでは何とか耐えることができた」と振り返っている。

 通算10アンダーの3位タイには、ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)ら米国勢の4選手が並び、さらに1打差の7位タイには、松山英樹(Hideki Matsuyama)とフランチェスコ・モリナリ(Francesco Molinari、イタリア)が入った。(c)AFP