体重5.5トンのゾウに踏まれ獣医師死亡、インドネシア
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【5月11日 AFP】インドネシアのジャワ(Java)島にある観光センターで11日、絶滅の危機に瀕するスマトラゾウを飼育していた獣医師(24)がゾウに踏まれて死亡した。施設の責任者が述べた。
獣医師が2頭のゾウの世話をしていたところ、うち1頭が暴れ出したという。ガジャムンクルダム(Gajah Mungkur Dam)にある観光センターの責任者は「ゾウが急に凶暴化した」と語り、「ゾウが背中に乗っていたゾウ使いを振り落として、そばに立っていた獣医師を襲った」と述べた。
このゾウの体重は5.5トンで、警察当局はゾウが突然暴れ出した原因を調べている。
地元の自然保護当局によると、このゾウは過去にもゾウ使いを襲ったことがあり、数週間前に動物園から同施設に移されたばかりだったという。(c)AFP