【5月10日 AFP】スペインの首都マドリード(Madrid)市街を制限速度の2倍近いスピードで運転する自分の姿をインターネットでライブ配信した若い男が逮捕された。周囲の車は衝突を避けるために、脇へよけなければならなかったという。

 9日の現地警察発表によると、男は携帯電話経由でライブ映像を投稿できる動画中継アプリ「ペリスコープ(Periscope)」を使って、深夜にマドリードを高速ドライブする映像を何本か投稿していた。

 その中の一つでは、時速100キロが制限速度のマドリードの外環道路を、時速195キロ以上で運転。自分の車を他の車に急接近させながら「行くぞ、時速200キロでも楽々。どんどん行くぞ」と話していた。

 ビデオを見た人から通報を受けた警察は、マドリード南東のリバス・バシアマドリード(Rivas-Vaciamadrid)で男を逮捕。男は危険運転罪で起訴されたという。

 当局によると、スペインでペリスコープに関連した罪で逮捕者が出たのは初めてだという。(c)AFP