ゴンドリー最新作、映画『グッバイ、サマー』公開決定
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【5月7日 MODE PRESS WATCH】鬼才映画監督ミシェル・ゴンドリー(Michel Gondry)の最新作『グッバイ、サマー』の日本公開が9月に決定した。
ゴンドリーは『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』『ムード・インディゴ うたかたの日々』などの代表作を持ち、創造性と遊び心に満ちた独自の世界観で絶大な支持を得ている人気監督。ケミカル・ブラザーズのミュージックビデオなどでもおなじみの存在だ。本作はゴンドリーの自伝的青春ストーリーであり、14歳という大人と子供の狭間にゆれる少年二人が、初々しいロードムービーを繰り広げる作品となっている。
主人公は、中学生になっても小さく女の子のような容姿で、学校でも家でも自分のことを理解してもらえないと悩む画家志望のダニエル。変わり者の転校生テオが現れたことで、周囲から浮いた存在の二人は意気投合し、やがて親友になっていく。学校、家族、仲間が彼らを枠にはめて管理しようとする息苦しい毎日を脱出するため考え付いたのは、スクラップで作った夢の車で夏休みの旅に出ることだった。
ダニエル役にはアンジュ・ダルジャン(Ange Dargent)、テオ役にはテオフィル・バケ(Théophile baquet)を起用し、『アメリ』のオドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)にも注目が集まる本作品。公開は9月から、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ他にて全国ロードショーを予定している。
■映画概要
・『グッバイ、サマー』
監督・脚本:ミシェル・ゴンドリー
出演:アンジュ・ダルジャン、テオフィル・バケ、オドレイ・トトゥ
日本公開:9月
(c)MODE PRESS