【5月6日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の保健当局は5日、ジカウイルスに感染した妊婦の胎児の小頭症がスペインで初めて確認されたと発表した。

 当局の声明によると、妊婦はジカ熱とデング熱に罹患し、胎児には複数の先天異常がみられるという。小頭症は頭部が極めて小さい状態で生まれる先天異常で、脳の損傷を伴うこともある。

 公式統計によれば、スペインで蚊が媒介するジカウイルスの感染者は5月3日時点で105人となっている。(c)AFP