ケニア首都のビル崩壊、発生から4日後に1歳半の女児救出
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【5月3日 AFP】ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で先月29日に6階建てのビルが崩壊し、23人が死亡した事故で、発生から4日が経過した3日、がれきの下から生後18か月の女児が救出された。警察が発表した。
ケニア赤十字(Kenya Red Cross)は「朗報だ!1歳半の子どもが午前4時(日本時間同10時)に救出され、ケニヤッタ国立病院(Kenyatta National Hospital)へ搬送された」と伝えた。
赤十字によると、女児は「毛布にくるまれバケツに入った状態」で見つかったという。脱水症状がみられるものの、目立った外傷はないという。
150世帯が密集して暮らしていたビルは先月29日夜に崩壊。女児は崩壊したビルの中に80時間取り残されていた。
ナイロビ警察のジャフェス・コーメ(Japheth Koome)氏は「奇跡」と呼ぶとともに、救急隊員が救助活動を続行していると述べた。
警察は3日に新たに2遺体が発見されたとして、死者数は23人になったと発表している。(c)AFP