降格決定のハノーバーにさらなる悲劇、ユース選手が交通事故死
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【5月2日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ハノーバー96(Hanover 96)のユースチームに所属する19歳のニクラス・ファイアーアーベント(Niklas Feierabend)が1日、交通事故で死亡した。
ファイアーアーベントは、4月30日に1部からの降格が決定したハノーバーと今年2月にプロ契約したばかりで、トップチームでプレーしたことは一度もなかった。
クラブは公式ウェブサイトの声明で、「今朝、当クラブは恐ろしいニュースを受け取りました。19歳のFWが未明に交通事故で亡くなりました」と発表した。
警察によると、ファイアーアーベントが乗っていた車は、1日の午前5時45分(日本時間同日午後0時45分)に道路を外れて木に衝突。後部座席に3人で座っていた同選手は致命傷を負ったという。
30日にユースチームの試合でRBライプチヒ(RB Leipzig)戦に出場したファイアーアーベントの遺族に配慮し、1日に行われる予定だったハノーバーのリザーブチームの試合は、中止になった。
ハノーバーは30日、シャルケ04(Schalke04)とのホームゲームに1-3で敗れて今季22敗目を喫し、リーグ最下位が決定した。(c)AFP