コロンビアで同性婚合法化 南米で4か国目
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【4月29日 AFP】(更新)南米コロンビアの憲法裁判所は28日、同性婚を合法化する判決を下した。南米で正式に同性婚が解禁されたのは、アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルに続き4か国目。
裁判長は「過半数の判事が、同性同士の婚姻は憲法秩序に反するものではないと断定した」「民法における婚姻制度の定義は、同性同士のカップルにも同様に適用される」と述べた。
下級審の判決では、公証人や判事が同性カップルの関係を正式に認めることが可能とされていたが、同性婚の問題は法的にはグレーゾーンのままで、反対派が上訴していた。
中南米ではこの他、中米メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)と一部の州で同性婚が合法化されている。同国最高裁判所はまた、各州が同性婚を禁止することは憲法違反であるとの判断を下している。(c)AFP