シティがイヘアナチョの活躍で快勝、チェルシーはアザールが今季初得点
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【4月24日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは23日、第35節の試合が行われ、19歳のケレチ・イヘアナチョ(Kelechi Iheanacho)が2得点の活躍をみせたマンチェスター・シティ(Manchester City)は、ストーク・シティ(Stoke City)を4-0で退け、レアル・マドリード(Real Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)準決勝に弾みをつけた。
フェルナンド(Fernando Francisco Reges)、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)のゴールで2点を先行したシティは、後半の10分間でイヘアナチョが2ゴールを記録し、24日に試合を行うアーセナル(Arsenal)から暫定ながらも3位の座を奪い返した。
26日にホームでチャンピオンズリーグ準決勝第1戦を控えるシティのマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督は、「ビッグクラブは常にプレミアリーグ、チャンピオンズリーグの両方に集中しなければならない。すべてのビッグクラブが毎年そうしなければならない」とコメントした。
「イヘアナチョは多くの未来がある大切な若手だ。彼はたくさんゴールを挙げているが、ペナルティーエリア内だけの選手ではない。チームにおける彼の役割は極めて重要になると考えている」
ペジェグリーニ監督はレアル戦を見据え、ケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)をベンチに置き、主将のヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)はベンチから外した。
シティはヘスス・ナバス(Jesus Navas)のコーナーキックをフェルナンド(Fernando Francisco Reges)が頭で合わせて均衡を破ると、ストークのライアン・ショウクロス(Ryan Shawcross)のファウルで得たPKをセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が決め、前半を2点リードで折り返した。
迎えた後半、シティはパブロ・サバレタ(Pablo Zabaleta)のお膳立てからイヘアナチョがチーム3得点目を奪うと、イヘアナチョはその直後、ウィルフリード・ボニー(Wilfried Bony)のパスに抜け出して勝利を決定づける4得点目を記録した。
一方、マーク・ヒューズ(Mark Hughes)監督が率いるストークは、3試合連続で4失点を喫し、順位も10位まで下げている。