ナダルがバルセロナOPで3年ぶりの4強、クレーの歴代記録更新にも近づく
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【4月23日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2016)は22日、シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-2、7-6で第12シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)を破り、ギレルモ・ビラス(Guillermo Vilas)氏が保持するクレー大会最多の通算49勝にまた一歩近づいた。
ナダルとフォニーニの対戦では、前回大会と昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)を含めた最近5試合でフォニーニが3勝を挙げていた。
しかし、前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2016)で今季初優勝を飾ったナダルは、4-0でリードするなど3度のブレークに成功し、第1セットを6-2で先取した。
迎えた第2セット、四大大会(グランドスラム)通算14勝を誇るナダルはいきなり2ゲームを連取したものの、フォニーニもそこからの反撃で4ゲームを巻き返した。その後、ナダルが4-5で迎えたフォニーニのサービスゲームをブレークバックすると、フォニーニは3度のマッチポイントをしのぎ、タイブレークに持ち込んだ。
そしてタイブレークでナダルは7-1と一方的に突き放し、終わってみれば、ほんの2時間足らずで勝利を収めた。
バルセロナ(Barcelona)で3年ぶりに4強入りを果たしたナダルは、23日の準決勝ではフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)と対戦する。(c)AFP