【4月22日 AFP】映画「007」シリーズの4作品を手掛けたガイ・ハミルトン(Guy Hamilton)監督が死去した。93歳だった。同シリーズの主人公ジェームズ・ボンド(James Bond)役を務めた俳優ロジャー・ムーア(Roger Moore)さんが21日、発表した。

 英メディアの報道によると、19日、スペイン・マヨルカ(Majorca)島の自宅で亡くなった。ムーアさんはツイッター(Twitter)への投稿で、「素晴らしい監督、ガイ・ハミルトンさんが、空の上の偉大なる編集室へと旅立ったと聞き、信じられないほど悲しい」と追悼の意を表明している。

 ハミルトン監督は、「007」シリーズの『ゴールドフィンガー(Goldfinger)』、『ダイヤモンドは永遠に(Diamonds Are Forever)』、『死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)』、『黄金銃を持つ男(The Man with the Golden Gun)』の4作品や、『空軍大戦略(Battle of Britain)』、『地中海殺人事件(Evil Under the Sun)』、『クリスタル殺人事件(The Mirror Crack'd)』などでメガホンを取った。(c)AFP