英南部の小学校、児童に「ジェンダー選択」求める
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【4月21日 AFP】英イングランド(England)南部ブライトン(Brighton)の小学校が、同校に通う4歳以上の児童の保護者に対し、「児童の自己認識と最も一致」するジェンダー(社会的な性)を選ぶよう求めている。地元市議会が20日、述べた。
ブライトン・ホーブ市議会(Brighton & Hove City Council)のエマ・ダニエル(Emma Daniel)議員は声明で「親や保護者に、子どものジェンダーを男性および女性から選ぶよう求めている」と述べた。
また「問い合わせへの対応として、包摂的なアプローチを示すために、性別認識の項目に追加の文章を付け加えた」とし、入学届出書のジェンダーの項目は、子どもが「その他の性自認」の場合、空白にしておくことができるという。
ダニエル議員は「全国のトランスジェンダーの多くが、学校でいじめられたことを報告している」と説明し、「われわれとしては、学校が誰にとっても安全な場所であることを確かにする手助けをしたい」と述べた。(c)AFP