【4月20日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2016)は19日、各地でグループリーグの試合が行われ、グループHの広州恒大(Guangzhou Evergrande、中国)は2-0で浦項スティーラース(Pohang Steelers、韓国)に勝利し、グループステージ突破の可能性を残した。

 ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督率いる広州は前半、ガオ林(Gao Lin)のクロスをリカルド・グラール(Ricardo Goulart)が角度のないところから決めて先制すると、後半開始直後にガオ林が自ら追加点を挙げ、第5節でようやく大会初勝利を挙げた。

 それでも広州は、20日のシドニーFC(Sydney FC、オーストラリア)対浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)戦で、レッズが引き分け以上だった場合、グループ敗退が決まる。

 グループGでは、ガンバ大阪(Gamba Osaka)が1-2で水原三星ブルーウイングス(Suwon Samsung Bluewings、韓国)に敗れ、グループ敗退が決定した。

 ガンバは後半、水原のサントス(Sandro Cardoso dos Santos)に8分間で2得点を許すと、終了間際の後半44分に今野泰幸(Yasuyuki Konno)が1点を返すにとどまった。

 グループのもう1試合では、スベン・ゴラン・エリクソン(Sven-Goran Eriksson)監督率いる上海上港(Shanghai SIPG、中国)が3-1でメルボルン・ビクトリー(Melbourne Victory、オーストラリア)に勝利し、グループ突破を決めた。

 この結果、水原とメルボルンが勝ち点で並んでいる。(c)AFP