米国連大使の車列、少年はね死なす カメルーン
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【4月19日 AFP】カメルーンで18日、米国のサマンサ・パワー(Samantha Power)国連(UN)大使が乗っていた車列の1台に少年がはねられ、死亡する事故があった。
米政府はカメルーン当局による隣国ナイジェリアのイスラム過激派組織ボコ・ハラム(Boko Haram)掃討作戦を支援しており、パワー大使はその一環で米国際開発局(USAID)や米国防総省、国連の職員らと共に現地入りしていた。
カメルーン北部のマルア(Maroua)で記者会見を行ったパワー大使は、国連職員らを乗せた車が18日午前、カメルーン当局者の運転でモココ(Mokoko)に向かっていたところ、車列の1台が少年をはねたと説明。少年は応急処置が施されたものの、間もなく死亡したと語った。
パワー大使はその後、国連や米国、カメルーンの当局の当局者らと遺族の元を訪れ、お悔やみの言葉を伝えたという。(c)AFP