南米エクアドルでM7.8の地震、41人死亡 非常事態を宣言
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【4月17日 AFP】(更新、写真追加)米地質調査所(USGS)によると、南米エクアドルでグリニッジ標準時(GMT)16日午後11時58分(日本時間17日午前8時58分)、マグニチュード(M)7.8の強い地震があった。
記者会見したホルヘ・グラス(Jorge Glas)副大統領は、この地震でこれまでに41人が死亡したと明らかにするとともに、その数がさらに上昇する可能性を示唆した。また、甚大な被害を受けた6州で非常事態が宣言されたと述べた。
USGSによると震源はエクアドルの首都キト(Quito)の西北西約173キロ、震源の深さは10キロ。この地震の11分前にも同じ地域でM4.8の地震が起きていた。
太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は震源から300キロ以内の沿岸部には危険な津波が到達する恐れがあるとしていたが、その後、津波の危険はほぼなくなったと発表した。一方でペルー当局は、M7.8の地震の揺れはペルー北部でも観測されたと発表した。(c)AFP