【4月15日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中にナチス・ドイツ(Nazi)がオランダの港湾都市ロッテルダム(Rotterdam)を「火の海」に一変させ、オランダを降伏に追い詰めた爆撃から70年以上を経て、地元の歴史家が、長年消失していた同市の降伏文書を入手した。

「ドイツの競売サイトの資料写真を眺めていたら、1940年5月当時、市の防衛責任者だったスカロ大佐(Colonel Scharroo)の署名入り文書の写真を見つけたんです」とジェラール・グレネヴェルド(Gerard Groeneveld)氏はAFPの取材に答えた。

 グレネヴェルド氏は文書の入手額を明らかにはしたがらなかったが、オランダの博物館が買い取ることを希望している。(c)AFP