【4月15日 AFP】リオデジャネイロ五輪の男女サッカーの1次リーグ組み合わせ抽選が14日、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われ、初の金メダル獲得を目指す開催国ブラジルは、初戦で南アフリカと対戦することが決まった。

 2012年のロンドン五輪を含めて3度銀メダルを獲得しているものの、五輪のタイトルとは縁の無いブラジルはグループAに入り、イラク、デンマークとも対戦する。

 ブラジル代表として2008年の北京五輪で銅メダルを獲得し、この日は抽選役を務めたロナウジーニョ(Ronaldinho)は、「自信たっぷりだ。ブラジルは五輪で成功を収めると確信している」とコメントした。

 日本はグループBに入り、U-21欧州選手権(UEFA European Under-21 Championship 2015)で優勝したスウェーデン、コロンビア、ナイジェリアと相まみえる。

 前回大会金メダルのメキシコは、ドイツ、韓国、フィジーとともにグループCに入り、グループDにはアルゼンチン、ポルトガル、ホンジュラス、アルジェリアが名を連ねている。

 一方、女子では3連覇中の米国がフランスと同組に入った。米国は、1996年のアトランタ五輪で女子サッカーが正式種目に追加されてから、5大会中4大会で金メダルを獲得している。

 組み合わせ抽選の結果は以下のとおり。

男子

グループA:ブラジル、南アフリカ、イラク、デンマーク
グループB:スウェーデン、コロンビア、ナイジェリア、日本
グループC:フィジー、韓国、メキシコ、ドイツ
グループD:ホンジュラス、アルジェリア、ポルトガル、アルゼンチン

女子
グループE:ブラジル、中国、スウェーデン、南アフリカ
グループF:カナダ、オーストラリア、ジンバブエ、ドイツ
グループG:米国、フランス、ニュージーランド、コロンビア

(c)AFP