【4月13日 AFP】米大統領選の共和・民主党候補者指名争いは12日、1か月近く前に実施された米ミズーリ(Missouri)州の予備選の公式開票結果が発表され、共和党はドナルド・トランプ(Donald Trump)氏、民主党はヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官が勝利した。

 3月15日に行われた両党の予備選では、クリントン氏は対立候補のバーニー・サンダース上(Bernie Sanders)上院議員と、トランプ氏はテキサス(Texas)州のテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員と大接戦となり、決着がついていない状態だった。

 同州務長官のウェブサイトに投稿された開票結果によれば、得票率はクリントン氏49.6%に対し、サンダース氏は49.36%で、その差は1574票だった。両氏はそれぞれ34人の代議員を獲得した。

 一方の共和党候補の得票率は、トランプ氏の40.84%に対し、クルーズ氏が40.63%で、1965票差だった。これによりトランプ氏は25人、クルーズ氏は15人の代議員を獲得した。(c)AFP