ウィレットが驚きのマスターズV!スピースは落胆隠せず
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【4月11日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第80回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2016)は10日、米ジョージア(Georgia)州オーガスタ(Augusta)のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ (Augusta National Golf Club)で最終日が行われ、ダニー・ウィレット(Danny Willett、イングランド)が通算5アンダーで劇的な優勝を飾った。
3日目まで首位を守っていたジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)は、10番と11番でボギーをたたくと、パー3の12番では、まさかのクアドラプルボギー(+4)を記録し、通算2アンダーの2位タイに終わった。
18番グリーンでラウンドを終えたスピースは、カメラを向けられると「今は顔を写さないでくれ」とショックを受けた様子だった。
その後「何度かスイングが弱くなってしまい、そこから崩れた」とラウンドを振り返ったスピースは、「非常に厳しい30分間だった。二度と経験したくない」とコメントしている。
一方のウィレットは、前半9ホールを2アンダーとすると、13番からの連続バーディーに加え、16番でもスコアを1つ伸ばした。
28歳にしてPGAツアー初優勝と同時に、マスターズのグリーンジャケットを獲得したウィレットは、「この気持ちを言い尽くすことができない。誰かが優勝できるこの大会で、今日は僕に運があった」と話した。
「最高のゴルフができた。素晴らしい1週間になった」
(c)AFP/Jim SLATER