米空軍、対IS作戦にB52爆撃機を投入
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【4月10日 AFP】米空軍は9日、シリアとイラクで行っているイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に対する軍事作戦を強化するため、B52戦略爆撃機を投入したと発表した。
投入されるB52は既にカタールに到着したという。機数は明らかにされていない。前回作戦で飛行したのは2006年5月で、アフガニスタン軍事作戦の一環でサウジアラビアに配備されていたという。
米中央軍(US Central Command)中央空軍(USCENTAF)のチャールズ・ブラウン(Charles Brown)中将は「B52は有志連合に持続的な(攻撃)精度と望ましい航空戦力の効果をもたらす」との見解を示し、米軍主導の対IS軍事作戦で「柔軟性と持久力」が確保できると付け加えた。その上で「B52は(ISに)圧力をかけ続け、将来の不測の事態から(中東)地域を守ろうという、われわれの揺るぎない決意の表れだ」と明言した。
B52は米軍初の長距離大型爆撃機で、核兵器の搭載を視野に開発され、ベトナム戦争(Vietnam War)から1991年の湾岸戦争(Gulf War)、アフガン軍事作戦などに投入された。(c)AFP