【4月8日 AFP】15-16NBAは7日、各地で試合が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は112-101でサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)を下し、1995-96シーズンのシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)に続き、史上2チーム目となるシーズン70勝目を挙げた。

 強豪同士の対決を制して全プレーオフを通じてのホームコートアドバンテージを手にしたウォリアーズは、そのブルズが記録したシーズン最多72勝の更新に望みをつなげた。

 王者ウォリアーズの記録更新には残り3試合での全勝が必須になるが、その中には敵地でのスパーズ戦が残されている。スパーズは今季、ホームでは39戦負けなしとしている。

 この勝利で今季の戦績を70勝9敗としたウォリアーズは、65勝13敗となったスパーズがウエスタンカンファレンスでトップシードを手にするチャンスに終止符を打った。ウォリアーズはここ3試合では精彩を欠いて二つの黒星を喫していたが、その疑念を払拭(ふっしょく)している。

 史上初となった65勝以上を挙げている球団同士の対戦で、ステフェン・カリー(Stephen Curry)がゲームハイの27得点を挙げたウォリアーズは、アンドリュー・ボーガット(Andrew Bogut)が11リバウンド、ハリソン・バーンズ(Harrison Barnes)が8リバウンドを記録するなど、総リバウンド数で43対32とスパーズを上回った。

 バーンズがさらに21点を重ね、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が18点を挙げたウォリアーズは、第3クオーターには最大23点差をつけた。フィールドゴールの成功率は54.2パーセント、3ポイントシュートは25本中12本を成功させている。

 一方、カウィ・レナード(Kawhi Leonard)がチームハイの23点を挙げたスパーズは、連勝が4で止まった。

 第4クオーター序盤に6本中5本のシュートを決めて一時は13点差まで詰め寄ったスパーズだったが、すぐさま点差を広げられそのままウォリアーズに追い付くことができなかった。(c)AFP