【4月8日 MODE PRESS WATCH】第88回アカデミー賞作品賞と脚本賞をダブル受賞、ジャーナリストが巨大な権力の大罪を暴いた実話に基づく社会派ドラマ『スポットライト 世紀のスクープ』が4月15日、日本全国公開となる。

 映画は、2001年に数十人もの神父による児童への性的虐待と、カトリック教会が組織ぐるみでこれを隠蔽してきたという衝撃のスキャンダルを報道し、ピュリツァー賞を受賞したアメリカ東部の新聞ボストン・グローブ紙の軌跡をドラマ化したもの。世界中を驚かせた“世紀のスクープ”の内幕が、取材に当たった新聞記者の目線で克明に描きだされ、不正義と立ち向かうジャーナリズムの本質を見ることができる。

 監督は、インディペンデント映画界で活躍してきたトム・マッカーシー(Tom McCarthy)、キャストにはマーク・ラファロ(Mark Ruffalo)、マイケル・キートン(Michael Keaton)、レイチェル・マクアダムス(Rachel McAdams)、スタンリー・トゥッチ(Stanley Tucci)らが名を連ねた。

 なお日本公開初日にあわせ、紅一点の女性記者サーシャ・ファイファー役でアカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた女優レイチェル・マクアダムスの来日が決定!映画『きみに読む物語』のヒロイン役としても知られる彼女は、今回が初来日となる。公開日翌日の4月16日には、上映館TOHOシネマズ 日劇にて舞台挨拶を行う予定となっているので、ぜひ注目して。

■映画概要
・『スポットライト 世紀のスクープ』
公開:4月15日
監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、スタンリー・トゥッチほか

■関連情報
・『スポットライト 世紀のスクープ』 公式HP:http://spotlight-scoop.com/index.php
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