【4月3日 AFP】フィリピンの首都マニラ(Manila)のニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport)で2日夜、停電が発生し、欠航が相次ぐなどして数千人が足止めされた。

 同国のセブ・パシフィック航空(Cebu Pacific)は声明で、78便が欠航になり、約1万4000人の乗客に影響が出たと発表した。

 また、フィリピン航空(Philippine Airlines)は欠航や遅延便が出たと述べたが、正確な便数は明らかにしていない。

 停電は2日夜、国内線が大半を占めるターミナル3で発生し、復旧したのは3日未明だった。

 チェックインカウンターが閉鎖されたほか、荷物運搬用の回転式コンベヤーは停止され、疲れ切った乗客たちはターミナルの床で横になっていた。電力が復旧するまでターミナル入り口は閉鎖されたため、外には長蛇の列ができた。(c)AFP