【4月1日 AFP】米電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズ(Tesla Motors)は3月31日、価格を抑えたマスマーケット(大量市場)向けの新型EV「モデル3(Model 3)」を発表した。予約は24時間で既に11万5000台と、同社が15年に生産した台数の3倍近くに達しているという。

 発売は来年後半になる予定だが、テスラモーターズによると、予約は積み重なっているという。モデル3の価格は3万5000ドル(約400万円)からと、既存モデルの「モデルS(Model S)」や「モデルX(Model X)」の価格(7万ドルから)の半分だ。

 モデル3は1回のフル充電で最低215マイル(約346キロ)走行でき、大人5人が快適に乗ることができる。また、テスラの自動運転システム「オートパイロット(Autopilot)」を搭載している他、急速充電システムにも対応している。

 テスラ創業者のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)によると、特殊安全機能が追加費用なしで利用できるという。(c)AFP