アロンソ、バーレーンGP出走にドクターストップ
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【4月1日 AFP】16F1開幕戦のオーストラリアGP(Australian Grand Prix 2016)で大クラッシュを起こしたマクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が、医療上の理由で、今週末行われる第2戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2016)を欠場することになった。
国際自動車連盟(FIA)は、「今朝、サキール・バーレーン・インターナショナル・サーキット(Sakhir Bahrain International Circuit)の医療センターで行われた検査の結果、マクラーレン・ホンダのドライバーフェルナンド・アロンソは今週末のバーレーンGPに出走すべきではないとの決断が下された」と発表した。
FIAは加えて、「二つの胸部CTスキャン画像を比較し、安全性の観点から出走を許可できるほど、兆候の解消が十分でないと判断された。(17日に決勝が行われる)中国GP(Chinese Grand Prix 2016)の前に、再び胸部の検査を行うことが求められており、その結果をもってアロンソの出走許可が検討されることになる」としている。
アロンソの代役として、現GP2王者の控えドライバー、ストフェル・バンドーン(Stoffel Vandoorne)がF1デビューを飾ることになる。
アロンソは出走に向けて体調を取り戻すため、あらゆる手を尽くしたと明かした。
アロンソはインスタグラム(Instagram)のアカウントで、「オーストラリアでのアクシデントの後、バーレーンで出走するために最後まで頑張った。あれほどの衝撃で必然的に厳しい日々になったが、今週素晴らしい仕事ぶりをみせたチームを助けるため、最後までレースに出ようと試みた」とつづった。
「FIAの医師の見解は理解している。バンドーンが今週末を存分に楽しめるように支援していくつもりだ」
(c)AFP