【3月28日 AFP】おじいちゃんやおばあちゃんが恋しい?― ある日本企業が、確実におじいちゃんやおばあちゃんに見守ってもらえるサービスを開始した。古い写真を基に3Dフィギュアを製作するもので、専用の「骨つぼ」まで用意されている。

 この会社は、大阪を拠点とするロイスエンタテインメント(Roice Entertainment)。3Dプリントの技術を活用し、亡くなった大切な人にそっくりな、最大で高さ30センチの全身フィギュア「遺人形(遺フィギュア)」を製作している。

 遺灰を収め、フィギュアの中に埋め込むことのできるオプションサービスも選ぶことができる。ケースは真ちゅう製で単3電池程度の大きさだという。

 同社のウェブサイトによると、高さ20センチの「遺人形」の価格は10万円(税抜)で、納期は約2か月。30センチのものだと価格は倍の20万円(税抜)となっている。また、遺灰を収める専用ケースは3万円だという。(c)AFP