テロ企てた疑いで仏国籍の男を拘束 オランダ
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【3月28日 AFP】オランダの警察は27日、フランスからの要請を受けてロッテルダム(Rotterdam)で強制捜査を実施し、テロ攻撃を企てた疑いで32歳のフランス国籍の男を拘束した。検察当局が明らかにした。
フランス警察筋はAFPの取材に、男はパリ(Paris)近郊で24日に拘束されたレダ・クリケット(Reda Kriket)容疑者と共に、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の名の下にフランスでテロ攻撃を企てていたとみられると説明した。テロ組織とつながりがあるとして昨年12月に仏当局から指名手配されていたという。
オランダ検察当局の声明によると、男は「直ちに」身柄をフランス側に引き渡される見通し。昨年11月のパリ同時テロとの関連については言及していない。
強制捜査はロッテルダム西部の家屋2軒に対して行われ、このほかに男3人が拘束された。うち2人はアルジェリア系の43歳と47歳の男とされる。(c)AFP