【3月27日 AFP】米大リーグ(MLB)、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)のウィル・スミス(Will Smith)投手が、クラブハウスでスパイクを脱ぐ際に右膝の靱帯(じんたい)を痛め、手術が必要になる可能性もあることが明らかになった。

 新シーズンでは、リリーフとしてジェレミー・ジェフレズ(Jeremy Jeffress)とともに試合を締めくくる役割を期待されていたスミスだが、片足立ちでスパイクを脱ごうとした際、バランスを崩して膝を痛めた。

 スミス本人は、「(スパイクを)思い切り引っ張ったんだが脱げなくて、そのときに膝が上に上がってポンと音がした。それはどうしようもないとみんなは言うかもしれないが、それでもファンをがっかりさせてしまったと思う」と話している。

 25日に診断を受けた結果、スミスは太ももと下肢をつなぐ外側側副靱帯を損傷していることが判明した。サウスポーのスミスは、投球時に右足を踏み込む。

 クレイグ・カウンセル(Craig Counsell)監督は、正確な離脱期間は数日後にわかるだろうと語っている。

「手術となれば、離脱はさらに少し長くなる。チームにとっては痛い知らせだ。本人にとってもね。(チーム内の)誰かがこのチャンスに奮起して、存分に生かしてくれるといいのだが」

(c)AFP