成功の秘訣は「昆虫」、フランス北東部のパスタ工房
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【3月24日 AFP】フランス北東部ティエフォス(Thiefosse)にある手作りパスタの工房が、歯触りが良くたんぱく質が豊富なある食材をパスタの原料に加えて以来、需要を満たすのに苦労している。加えられた食材は「昆虫」だ。
この工房は、ステファニー・リシャール(Stephanie Richard)さんが2012年に立ち上げた「アトリエ・ア・パット(Atelier a Pates)」。
「昆虫は、将来のたんぱく質です。良質のたんぱく質で消化にも良い」と語るリシャールさん。
実際、国連食糧農業機関(FAO)は2013年、人の食料としてだけでなく家畜の餌としても昆虫には「大きな可能性」があると述べている。
リシャールさんのオリジナルパスタには、粉末状のコオロギやバッタが使用されている。時には、その2種類を混ぜたり、コオロギの粉末にすり潰したヤマドリタケを混ぜたりすることもある。「ヤマドリタケのおかげで木の実のような風味が加わり、全粒小麦のパスタのようになる」のだという。(c)AFP/Sandrine ISSARTEL