【3月23日 AFP】ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)で起き約35人が死亡した連続爆発事件を受け、隣国フランス・パリ(Paris)のエッフェル塔(Eiffel Tower)が22日、犠牲者を追悼しベルギーとの連帯を示すため、同国国旗の黒・黄・赤の3色に照らし出された。

 パリでは昨年11月、130人が死亡する同時テロ事件が起きている。同市のアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長はツイッター(Twitter)に、「パリとブリュッセルは団結している。エッフェル塔もベルギー色に染まっている」と投稿した。

 イダルゴ市長はこれに先立ち、「きょう、欧州の心臓部が標的になった」「またしても、自由、人道主義、寛容、民主主義を堅固しようとする姿勢という、基本的価値観が攻撃された」と述べていた。

 同市長は別に出した声明で、「ブリュッセル市民に対するパリ市民の連帯を表明するため」、23日にもベルギー首都を訪問すると発表している。(c)AFP