【3月23日 AFP】ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)の空港と地下鉄駅で22日に発生し、これまでにおよそ35人が死亡、200人以上が負傷した連続爆発について、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が同日正式な犯行声明を出し、さらなる攻撃を示唆した。

 ISはインターネット上に掲載した声明で、「カリフ制国家の兵士」が「十字軍国家」であるベルギーに対する攻撃を実施したと述べた。

 声明ではさらに、自爆ベストを着用して爆破装置と機関銃を携行した実行犯らが空港と地下鉄で「ベストを爆発させた」と説明した上で、ISと戦う国々には「暗黒の日々」が訪れるだろうと宣言している。(c)AFP