ベルギー首都、地下鉄駅でも爆発 約20人死亡
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【3月22日 AFP】(更新、写真追加)ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)市内にある欧州連合(EU)庁舎群に近い地下鉄駅で22日朝、爆発が発生した。同市のイバン・マヨール(Yvan Mayeur)市長によると、約20人が死亡し、106人が負傷したという。
地下鉄職員がAFP特派員に語ったところによると、爆発が起きたのはブリュッセル市内のマルビーク(Maalbeek) 駅で、朝のラッシュアワーに当たるグリニッジ標準時(GMT)22日午前8時(日本時間同午後5時)過ぎ。地下鉄は運行を停止している。現地テレビでは駅の入り口から上がる黒煙の映像が流れている。
マルビーク駅での爆発の少し前には、ブリュッセル国際空港(Brussels Airport)で2度の爆発が発生し、少なくとも13人が死亡、複数の負傷者が出ている。ベルギーの警察当局は、国内のテロ警戒レベルをこれまでの「3」から最高度の「4」に引き上げた。(c)AFP