【3月20日 AFP】パキスタン北西部で20日、雪崩に巻き込まれた児童2人の遺体が捜索活動で発見された。雪崩では、依然として9人が雪に埋もれているとみられている。

 地元警察関係者がAFPに語ったところによると、雪崩は19日午後、カイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakhtunkhwa)州チトラル(Chitral)から約40キロ北のスソム(Susom)の村付近で発生した。

 国家防災管理局(National Disaster Management AuthorityNDMA)によると、パキスタンは豪雨に見舞われ、9日から全土で少なくとも79人が死亡、101人が負傷し、被害家屋は240戸に上っている。死者の多くは、土砂崩れや屋根の崩落に巻き込まれたという。(c)AFP