【3月21日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、アーノルド・パーマー・インビテーショナル(Arnold Palmer Invitational 2016)は20日、米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)のベイヒルクラブ&ロッジ(Bay Hill Club & Lodge)で最終日が行われ、ジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)が通算17アンダーで完全優勝を果たした。

 3日目まで首位を守って迎えた最終日、デイは17番で約3.8メートルのバーディーパットを決めると、18番ではバンカーからパーセーブに成功し、ケビン・チャッペル(Kevin Chappell、米国)を1打差に抑えた。

 28歳のデイは、1992年のフレッド・カプルス(Fred Couples、米国)以来となる完全優勝を飾ったが、当時のカプルスと同様に、直後のメジャー大会であるマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2016)で優勝を狙いたいところだ。

「この上なく大事な勝利だ」と語ったデイは、絶好調ではないながらも、なんとかラウンドをまとめられたことが勝因だったと振り返っている。

 最終日を2アンダーとし、チャッペルとの接戦を制してツアー通算8勝目を挙げたデイは、最新の世界ランキングで2位に浮上することになる。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は、最終日にスコアを5つ伸ばし、通算11アンダーの6位タイに入っている。(c)AFP